仕事に生かす読書術
「一人目」です!
本日は本の読み方、そのものについてを問う内容です。
皆さんはこんな経験はありませんか?
「本はたくさん読んでいるのに身にならない。」
私自身は、結構あります笑
そもそも読んだ内容すらあまり覚えていない本もあります。
今日は、仕事に生かすための読書の技術を紹介していきたいと思います。
読書術〜6つの原則〜
原則1 2種類の読書
ビジネスマンとして大成していくためには2種類の読書が必要です。
1.ビジネス書の名著→基礎体力を作るための読書
2.リベラルアーツ=教養に関する本→個性形成の読書
上記の二つがビジネスマンとして成功していくために必要な要素となります。
一つ目のビジネス書の名著だけではいけない理由は…
みんな読んでいるからです笑
だから、二つ目の教養に関する知識をつけることで差別化がはかれるのです。
しかし、基礎であるビジネス書も疎かにしてしまってはダメですよ☺️
この2種類、読み方に大きな差があります。(これも重要!)
1.ビジネス書→狭く、深く読む(読書ノートを作らずに、擦り切れるまで同じ本を繰り返し読む)
2.教養書→浅く読む(雑多な本を興味のまま読み、読んだら読書ノートをとる)
理由は簡潔に申し上げるとビジネス書はビジネスに直結するから読書して頭に刷り込む、教養書は今すぐにビジネスに直結するわけではないが後で振り返られるようにノートに残しておく。
原則2 本は2割読めばいい
本は全部読まなくていいのです。
というと勘違いされてしまうので少し説明させていただきますね!!
「パレートの法則」
イタリアの経済学者 ヴィルフレード・パレートが言い出したもので、
「効果の80%は全体の20%に生み出されている。」という経験則があります。
つまり、これを読書に当てはめると20%の部分を見抜きインプットできれば、ほとんどその本から得るものを取りきったことになります。
そこで、大切なことがあります。
「薄く全体を斜め読みして、ポイントとなる20%を見抜く」
上記で紹介した斜め読みをして、20%の部分を見抜く具体的な方法を以下で紹介しますね。
①目次を見る
→目次を見て「総括」や「結論」のようなまとめの章があれば、そこを読めばなんとなくつかめます笑
② まとめの章がよくわからない
まとめの章を読んでも要点がわからない。こんなケースもよくあります。
そんな時は目次で「一番面白そうな章」から読んでみます。
そして、段落冒頭の一文だけ読んで、つまらなければ次の段落に行ってみる。
フィーリングでいいんです。笑
何章も読んでつまらなかったらその本は辞めちゃいましょう。笑
原則3 読書は投資行為と考える
先程、つまらなかったら辞めちゃえって言いましたよね?
しかし、読書の基本は拾い読みなのです。
「もったいない…」と思った方もいたのではないでしょうか?
違う!!
仕事につなげるための読書は娯楽ではありません。
読書は立派な投資行為です。
そこで考えるべきは自分が読書において何がコストになっているのか?
そこを考えれば、貴方の考え方も変わるはずです。
読書において1番のコストは何か?
「自分の時間です。」
読書とは以下のような投資行為と言えるのではないでしょうか?
コスト:自分の時間+お金
↓
リターン:人生における豊かさを回収(仕事上の評価による経済的報酬+知識や感動の非経済的報酬)
だから、仕事につながらないと思ったものは読むのを辞めてしまえばいいんです。
これ以上時間を割いても豊かさを得られないと思ったら、その本は閉じてしまいましょう。
原則4 「忘れる」 そう思って読む。
読んだ内容を全て覚えれいられるという天才の方はこの章を飛ばしてください。
本を読むときに大切なのが「記憶に頼らない」ことです。
どうせ、読んだ内容なんて忘れます。
脳内に全てインプットするのはかなり非効率です。
だから、違う方法でインプットした情報をストックすればいいのです。
↑ みなさんが持っている、これ!!!
iphoneユーザーの場合は「メモ」という素晴らしい機能があるではないですか。
そこに今から「読書ノート」という項目を作りましょう!
そうすれば、全部記憶する必要はないし、安心して忘れることができます。
そして、たまに携帯のメモ欄を見返せば良いのです。
原則5 5冊読む<一冊を5回読む
知的生産に従事するという人にとっては一冊の本を何度も読み返す方が有効です。
特に古典と言われるものは精読する価値があるでしょう。(ex.ビジネス書の名著)
しかし、精読するための一冊を探すための方法があります。
「たくさんの本に浅く接するのです」
「あれ?どっちが大事なんだよ。」と思われるかもしれないので手順を下記で説明します。
広く浅くたくさんの本を流し読みする
↓
読みがいのある本を見つける
↓
その本を何度も読み返す。
つまり、下記の組み合わせが良い読書法と言えるのかもしれません。
多くの本を速読×見つけた一冊を精読
広く浅い知識を得るだけでは、「どこかで聞いたような話」をドヤ顔でする薄っぺらい人間になりかねないのです😭
原則6 同時に何冊も読む
本は10冊以上同時進行で読みましょう☺️
理由としては、何もしないでボーッとしてしまう時間を減らすためです。
「今、読み進めている本は読む気分じゃないから今は読みたくない。」
と考えて、スマホを目的もなくいじり出してしまう。
そんな時もあると思います。しかし、時間は刻一刻と流れていきます。
そんな、何もしてない時間を減らすことを意識すべきです。
その解決法として、「本をできるだけたくさん同時進行で読むこと」が大切です。
多くの本を読み進めればそれだけ異なる種類の本を読んでいることとなります
同時に読んでいる数が多いだけ自分の気分と適合する本がある場合も当然増えていきます。
一冊の本を読み終わらないと嫌だという人もいると思いますが、それでは読書量があまり増えません。
たくさんの本を同時に読み進め、空いてる時間を減らしていきましょう!!
終わりに
今日は、読書術について紹介しました。
色々と説明しましたが、そもそも読書が苦手な方もいると思います。
活字を見たら頭が痛くなる…
そんな方は、まずは興味のある本から読めばいいと思います☺️
しかも、「なんとなく面白そう」っていうフィーリングで見つければ良いと思います。
今日もお付き合いいただきありがとうございました🙇♂️