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毎週木曜更新! 五分で一記事。忙しい現代人のための本要約ブログ

もう、人間関係に心配はいらない。

こんにちは!「一人目」です。

 

立春も過ぎて、確実にが近づいてきていますね🌸

 

そうなると新学期や年度始めと新たなスタートを切る方も多いのではないでしょうか?

つまり…新たな人間関係の構築も行われることになりますよね?

 

人間関係…

正直に言って、私も常に心配のタネです。

 

そこで私は人間の根本的な性質についてわかる心理学の本を読んでみました。

 

あなたを変える52の心理ルール (中経の文庫)

あなたを変える52の心理ルール (中経の文庫)

 

 

読んでみて思ったのは、人間って面白い🤣

 

では、本書から学んだ人間関係が楽になる方法について特化して述べていきます!

 

 

 

 人間関係が楽になる心理ルール

謝罪は午前中に!

結論から先に述べましょう。

 

謝るのは午前中にしましょう🙇‍♂️ 

 

午前は「理性の時間」午後は「感性の時間」と言われていて、人は午前中には感情的にはなりづらく、感情が表に出にくいことがわかっています。

 

だから、彼女や奥さんと喧嘩をしてしまった場合にも夜遅くに謝るのはやめにしておきましょう😅

1日の終わりに互いに疲れている状況で話をはじめた暁にはお互いの感情丸出しで大喧嘩になってしまいます。

 

皆さんも夜中に喧嘩になってしまい、次の日の朝に後悔する経験ありませんか?

私はあります。笑

 

夜に謝ろうと思ってしまった日は、一晩寝てから翌朝冷静になって話す方が得策です。

かの有名な米国大統領のリンカーンもこう言っています。

「喧嘩は一晩寝てからやりなさい。」

 

リンカーン大統領に従って、喧嘩は翌日の朝にしましょう!

思ったより丸く収まるかもしれません。

 

つまり、どんな相手でも午前中に謝るのが得策だと思います!

 

 

良い話を早く!

 

「初頭効果」 

 人間には最初に触れた情報に強く影響を受ける「初頭効果」という習性があります。

 

例えば、営業先で複数のお客様にご挨拶する時には最初に名刺交換した人が印象に残りやすくなります。

 

この「初頭効果」を知っていると人の紹介や報告も変わります!

 

ポジティブ情報→ネガティブ情報

この流れの方が印象が良くなるのです。

 

 

以下の二つの文章でどちらの方が良い印象を受けるでしょうか?

 

「彼はコミュニケーション能力が高いですが、時間にルーズです。」

「彼は時間にルーズですが、コミュニケーション能力は高いです。」

 

一般的には先にポジティブな情報を与える方が良い印象になりやすいと言われてるようです。

 

悪い報告良い報告があったら先に良い報告からした方がイメージ的にはよくなるかもしれませんね!

 

 

飲み会を途中で帰ると好感度が上がる!?

 

 4月になると飲み会増えますよね…

お金的にも体力的にもあまり参加したくないものがあるという方は多いのではないでしょうか?

しかし、あるんですよ。

すんなりと飲み会を断れる方法が!!

 

そんな対策を2つ教えちゃいます。

 

1つ目が「プリコミットメント」と呼ばれるものです!

簡単にいうと「事前に手を打つ」ってことです。

誘われる前から断りやすい状況を作っておくと、スムーズに断ることができます。

 

例 「以前お酒で失敗して、体質的にお医者さんに飲むの控えるように言われちゃったことあるんですよね。」

 

2つ目が「遅く行って、早く帰る方法」

 

ある見せ方をすると遅く行って、早く帰っても好感度を維持し、付き合いが悪いと思わわれないのです。

「忙しくて、最初から最後までいることはできませんが、なんとか顔だけ出します。」

上記の形に見せて、少しだけ飲み会に顔を出すだけで「なんとか時間を作って駆けつけてくれたから価値のある人」と考えられる場合もあるのです。

そうすると好感度が維持できる場合もあるようです。

 

 

人生を豊かにする人付き合い 

 

大勢の飲み会 < 一対一 

これが人生を豊かにする方法です。

 

簡単に言うと、一対一の付き合いを優先にした方が充実した人生を送れると伝えたいのです。

大勢の飲み会は付き合いが悪くても一対一の付き合いが良い人間は充実した人付き合いができるということです。

 

一対一で会うことには以下のようなメリットがあります。

・話したい人と目的に沿った話を邪魔されずにできる

・二人だから時間や日程の調整が容易

・大切に思っている人からの評価を得られる

 

反対に大勢の飲み会では、人がたくさんだから日程の調整も自分の都合通りにはいかず、話の途中に邪魔が入ることも考えられます。

さらに、つながりたくない人と繋がってしまい、しがらみを抱えることにもなってしまいます。

 

私自身もこれには大賛成でした。

本当に話したい人と話して、評価を得たい人から得られればそれで御の字です。笑

 

 

相手を自分好みに変えられる!?

 

貴方は自分がどんな人間だと思いますか?

果たして今の自分は本当の自分であると言いきれますか?

人は貼られるレッテルで大きく性格や行動が変化してしまうんです。

 

 人はどんなラベルを貼られるかによってキャラクターが大きく変わります。

例:「お前はダメなやつだ」と言い続ける→本当にダメな人になる

  「仕事ができる」と言い続ける→本当に仕事ができる人になる

上記のような例は実際に発生すると心理学の実験からわかっています。

 

この原理を「ラベリング」と言います。

 

「ラベリング」とは 、脳に繰り返しフィードバックすることで、目的の方向へと導いていくテクニックです。

 

つまり、この原理を応用すると人も自分も変化させることが可能なんです。

 

構造としては下記のような形になります。

 

目的:料理が上手くなって欲しい

 

作ってもらった料理に対して、さりげなく褒める(お世辞に受け取られないように)

例.「苦手っていう割には、美味しいね」

「料理が苦手という」ラベルから「料理のセンス」があるというラベルに変わり、センスがあると信じ込む。

料理の腕が上達する。

上達の根拠としては、センスがあると信じ、積極的に料理をするようになり、たくさん経験することで料理の腕が上達する。

 

しかし、マイナスに使えばマイナスにも働きますから使い方には要注意です。

例. 「料理ができない」というレッテルを貼る→料理が下手になる

 

 

 

別の仮面で関係修復!

 

貴方は裏表のない人間ですか?

 

 と聞かれたらどう答えますか?

私は、裏表がないとは言えないとしか言えないと思います。

 

しかし、これはごく自然なことなんです。

心理学者のユングが提唱した「ペルソナ」という概念があります。

 

「ペルソナ」とは、人は場面や状況によって違う仮面をかぶって生きていて、その仮面はTPOに合わせて変わっているというものです。

つまり、「人は違う顔をいくつも持っているものだ」とも言えるのではないでしょうか。

 

この「ペルソナ」の概念をうまく利用すると人間関係を良好に保つことができます。

 

例:「会社の立場」という仮面と「個人の立場」の仮面を利用する場合

 

仕事でこじれた関係の参加している飲み会に自ら参加する。

そこで、このように話しかける。

「あの時は会社の立場があるから、あのような対応になってしまいました。すいません。しかし、私個人の立場としては、貴方のいうこともすごいよくわかります。」

 

上記のような手法を用いると仮面を変えるだけで正反対のことを言ったとしても、多くの人から共感をえられるということが心理学の研究からもわかっています。

つまり、仕事の場でこじれた人間関係は、仕事の場で修復しようとせず、別の場所で改善する方が簡単なのです。

 

人には多くの立場が存在します。

その立場をうまく変えながら柔軟に利用していくことで人間関係が良好に保てるのです。

 

終わりに

人間関係は人生の充実度に大きな影響を及ぼします。

そこで人間の心理というものをうまく活用して、人間関係を充実させられるなら、私個人としては活用すべきと思っています。

今、人間関係で悩んでいることがあったら人間の心理を少し勉強してみると状況が変わるかもしれません!

 

今日は、そんな人間関係を良好にする方法の紹介でした!

お読みいただきありがとうございました🙇‍♂️