お金の増やし方【後編】
どうも!『2人目』です!
今日は前回の続き「お金の増やし方 その2」です!
前回は…
お金の基礎知識に始まり、実際に運用してみるところまで解説しました!
今回は、お金の正しい使い方や、年金などお金に関するシステムを説明します!
私にお金の何たるかを教えてくれたのはこの本。
前回の記事と併せて、お金への不安を無くしましょう!!
目次
お金の使い方
せっかく貯めたお金。
投資で増えたお金。
使い方を間違えてはお金は減る一方です!!
家は買うべき?
人生で一番大きな買い物って何でしょう?
そう、家ですよね!
その家について、最も気になるのは…
賃貸/持ち家ではどちらがオススメか?
ここですよね(笑)
結論から述べると、賃貸がオススメです!!
理由は住宅購入のメリットとデメリットを見ると明らかです。
【メリット】
- 家賃を支払う必要がない
- 自分の物、という満足感
【デメリット】
- ローン(借金)する → 銀行に通常より多くお金を払う
- 自分の物だけど → 価値が残りづらい
- 維持コストがかかる → 買って終わりじゃない
- 売ったり貸したりが面倒 → 現金に換えづらい
「銀行でローンを組む」のは、銀行員の給料を払うことだと説明しました。
また、いざという時すぐに現金に換えられず、様々リスクを負う持ち家は、オススメできません。
前回、複利について説明しましたが、
借金も複利でどんどん膨らんでしまいます!
どうしても持ち家が欲しいのであれば、出来るだけ早くローンを返済しましょう!!
保険に入るべき?
家の次に高い買い物…。そう、保険ですね!
病気?死亡?事故?不安ですよね…。
しかし!!!
医療保険には入らなくて良いです!!
Q.でも不安!入院したら何十万かかるんでしょう??
A.いいえ。かかりません!
皆さん健康保険に入ってますよね?その中の一制度として…
「高額療養費制度」という物があります。
これは、
健康保険に入ってる人が、月に数万円以上の医療費がかかった場合、
それ以上を国が負担する制度です。
計算式は複雑なので割愛しますが、
年収500万円程度の人なら、(保険適用内であれば)負担は8〜10万円でokです!
また、保険料の約半分は人件費や広告費など、保険の内容外に使われています。
つまり、保険料の分を貯金したほうが合理的です!!
※払った保険料が満期に戻ってくる保険がありますが、
- 毎月の保険料が高い
- 物価上昇に耐えられない
ことからオススメしません。
医療保険はいらないことがわかりました。
では、生命保険はどうでしょうか?
生命保険は「自分が死ぬと家族が露頭に迷う人」だけ加入しましょう。
その場合、
- 子供が成人するまでの10〜20年間
- 残される家族の人数✖️1000万円程度の掛け捨て商品を選ぶ
- 死亡保険のみのシンプルなものに加入
この3つの条件を守ってください!
得する制度
いよいよインデックスファンドを買え…その前にもう一つ!!
知って得する制度を説明します!
NISAってなんだ?
知って得する制度、それがNISAです!!
…なんだそれ?
NISAとは、
満20歳以上で国内在住者の場合、 1年間で120万円までの投資に対する利益が、5年の間非課税になる制度です。
国が、個人へ証券会社の口座開設を促す目的があります。
通常、お金を運用して得た利益には、20%税金がかかります。(所得税・住民税含む)
NISAを使うと、それが5年間かからなくなるということです!
では、5年を過ぎたらどうなるのか?
5年を経過した時点で、
- 課税口座に移行(条件の普通口座)
- 新たなNISA枠へ移動(ロールオーバー)
- 換金
の3パターンから選ぶことができます。
※何もしない場合、課税口座へ移されます。
NISAを始めよう
NISAは1人に対し、年間120万円の縛りを設けているため、
他にNISA口座を開いていないか精査されます。
開く証券会社としては、前回と同様にSBI証券が無難です!
商品の買い方
いよいよインデックスファンドを買います!
そのために、いくら買うのかを決めましょう。
手順は以下のとおり
- 自分の貯金から当面の生活費を抜く
- 残りを、安全に貯めておく資産(A)とリスクをとって増やす資産(B)に分ける
- 安全資産(A)で国債を、リスク資産(B)でインデックスファンドを購入
(B)の配分については、最悪1/3になってもいい金額にする。
リスク資産の金額が決められたら、
その金額で国内と国外を半分ずつ買いましょう!
ここまでできたらほぼ完璧です!
加えて、、
- 人生の見通しを立てること(将来のゴールを明確化)
- リスク資産の額を増やすこと(ゴールへのススピードをあげる)
- 買い足す時も半々を意識(国内/外のバランスを保つ)
この3点が今後意識するべきポイントです!
年金と確定拠出年金
実は、知って得する制度がもう一つあります。
その内容を理解するために事前知識として、年金について簡単に説明します!
年金について
年金の種類は3つです!
- 国の年金 → 給料から引かれる公的年金
- 企業の年金 → 企業が運営する年金
- 個人の年金 → 保険会社が運営する年金
※国の年金については給料から差し引かれるため、加入の必要がありません。
※年金は税金からも賄われているため、払わずに受給資格を失うのは勿体無いです。
※また、これから説明する「確定拠出年金」は年金を払っていないと利用できません。
確定拠出年金の使い方
先ほど説明した企業の年金は、企業がまとめて社員の年金を運用するのが主流でした。
しかし、コストもリスクもかかることから、個人に任せる制度が主流になっています。
それが、確定拠出年金です!
- 今までの年金(確定給付年金)→ 退職時に定額もらえる
- これからの年金(確定拠出年金)→ 退職時にもらえる額が、個人の運用成績で決まる
確定拠出年金の特徴は
- 掛け金の分だけ住民税・所得税が控除(毎月の積立貯金に近い)
- 儲かった分は非課税(NISAと同じ)
- 60歳まではおろせない
- 加入できる人が限られている(公務員や主婦はNG)
- 商品が少ない
といった点です。
確定拠出年金の準備
説明の通り、公務員や主婦は確定拠出年金を利用できません。
また、自営業であれば、国民年金を支払っていることが条件になります。
会社員の場合
- 企業型(勤務先が確定拠出年金を導入している場合)
- 個人型(勤務先に独自の年金制度がない場合)
に分類されます。(※勤務先が独自の企業年金制度を導入している場合は加入できません。)
企業型の場合は、強制的に加入させられているはずなので、
- 手数料が安いもので
- 国内外のインデックスファンドを半々
この2点を基準に、金額が選べるなら上限まで使いましょう!
個人型の場合は、個人で申し込む必要があります。
その際に
- 上限の毎月2万3000円(年間27万6000円)までを年金の掛け金に設定
- 年間の積立金の内、27万6000円を確定拠出年金として積み立てる
すると、住民税・所得税の控除が適用されるため、
所得にもよりますが、年間5万円程度の節税になります!!
※商品を買うポイントは企業型・個人型も同様です。
確定拠出年金の始め方
自分の特性を判断したら、
確定拠出年金をどの金融機関で始めるのかを決めましょう!
判断材料はこれまでと同じく手数料です。
確定拠出年金の主な手数料
- 公的機関に払うお金 → 全員一律
- 運営管理手数料 → 証券会社ごとに違う
- インデックスファンドの手数料 → 証券会社・メニューごとに違う
運営管理手数料と、インデックスファンドの手数料との兼ね合いで金融機関を選びましょう!
最後に
以上が、私が本書から学んだお金の増やし方です!!
将来のお金が不安だけど、何をしていいかわからない…。
全くの無知だった私が、将来に備える具体的な準備をするまでに至りました。
ブログで解説したポイントはかなり簡略化している部分もあります。
細かくわからない箇所は、ぜひ本を読んで確かめてみてください。
特に、確定拠出年金の部分は何度も読み返しました。
みんなでお金の不安の無い生活を築いていきたいですね!
以上で今週のブログは終わりです!
最後までありがとうございました😊
また次回木曜日にお会いしましょう!